子宮筋腫取りました/チョコレート囊胞できました

子宮筋腫発見から核摘出手術までのざっくりとしたメモとその後の再発の話

入院初日(手術前日)

とうとう入院する日が来た。

 

荷物は最小限にしようと思ったのに、あれもこれもと詰め込んで

トランクはぱんぱんだった。

パジャマとタオル類は面倒なのでレンタル(1日391円)を利用。

なのに大荷物。

 

入院する前に歯科に行くように言われていたので、

機械で再診受付して大荷物を引きずりながら行く。

歯科が遠いんだ、これが…。

 

歯科では歯石取りとフッ素塗りをしてくれた。

歯石取るのって超痛いのね。

水がどんどん口に入ってくるし変なところに入ったらむせるぞ…と

緊張した。

歯石を取ってくれた人とは別な人が歯をチェックし、

「ザラザラするところとかないですか?」

と聞かれたけど、正直もう苦痛レベルがマックスだったので

大丈夫です!と元気に答えて終了。

 

その後入院受付へ。

激混み。

月曜日だからなのか、ものすごい人が受付待ちしている。

多分30分くらい待った。

ようやく呼ばれて、いろいろな書類を渡されて行く場所を指示される。

指定された病棟に行くと、自動ドアが開かない。

面会時間開始前だったので、閉まっていたみたい。インターホンで開けてもらい、

ナースステーションにいくと、担当看護師さんが病棟を案内してくれた。

 

案内された私のベッドは右端。やったー端っこ!

この病室はベッドが扇型にならんでいて、どのベッドにも窓がある。

カーテンで区切られる一人当たりのスペースも気持ち広め。

 

看護師さんに

「パジャマに着替えて、もうすぐお昼なんでくつろいでてくださーい」

と言われたので、レンタルパジャマに着替えて、荷物を整理。

するとすぐにご飯がきた。

ちらし寿司とおひたしとお吸い物。

ちらし寿司はお酢の味がほとんどしなくて、具も薄味、ああ病院食だなという感じ。

おひたしとお吸い物は美味しかった。

 

お昼ご飯を食べてしばらくしたら処置室に呼ばれ、

入院中のスケジュールや注意点、明日の手術の時間などを教えてくれた。

そう、前日まで何時からなのか教えてもらえなかったの!

私は14時半に手術室にいくことになりました。

明日の今頃かあ。

 

そのあとおへその掃除と剃毛をされる。

これもネットで読んで知っていたので、前日におへそは掃除していた。

そのせいか「綺麗ですね、何も取れないわー」と看護師さん。

そして剃毛。

どこまで剃られるのと怯えていたけど、恥骨のところまでとのこと。

私は幅にして1センチ弱くらいシェーバーでざーっとやられたくらいだった。

腹腔鏡手術だけど、万が一開腹になった場合の処置らしい。

あとは採血。

この看護師さんとてもいい人だったのだけど採血は絶望的にダメで、

この日の採血でできたくそでかい痣が退院の日まで消えなかった(笑)

 

シャワーは一人30分で予約制とのことで、夕方に早速使ってみた。

ジムとかのシャワー室を想像したけど、全然そんな綺麗じゃなくて

合宿所のシャワーって感じ。

小さい正方形の水色のタイル張りで、

2人まで同時にシャワー使えるって言ってたけど

シャワーカーテンで区切られてるだけ。

私は温泉とか、他人とお風呂に入るのがとても苦手で(貸し切りなら好き)、

このシャワーは正直苦痛だった。

まあでも1週間の我慢だしと思えば、そこまでの問題でもない。

 

入院初日のせいか看護師さんだけでなく、

麻酔科の知らない人やら薬剤師さんやらがひっきりなしにベッドにくる。

コンビニでも行こうと思ってたけど、不在だと申し訳ないなと思い

ベッドでテレビを見て過ごした。

 

晩ごはんはしょうが焼き。とても美味しかった!

昼ごはんでちょっとがっかりしてたけど、

「飯うまかった」の口コミは嘘じゃないかもと希望が持てた。

 

食後に便を柔らかくする薬を処方された。

この薬に加えて通常は翌朝(手術日の朝)に浣腸をするらしいのだけど、

私は大腸に疾患があり元々便がゆるいので免除された。

 

病院は22時消灯だけど、22時って普段晩御飯を食べている時間だったりする。

眠れるわけもなく、ベッドでゴロゴロして過ごす。

明日手術というのが、この段階にきてもまだ実感がなかった。

 

手術前日は0時から絶食。

晩御飯は18時だったので小腹がすいてきている。

ここ最近、私は食欲がすごくて大量に食べていたので、

病院の晩御飯ではお腹がもたなかった。

とはいえこんな時間だし食べるものもないので我慢するしかなかった。

 

眠ったり目が覚めたりを繰り返し、いよいよ当日を迎える。